【発表会】復帰阻止の様々な方法

はじめに

 はじめまして。ベレト使いのかわと申します。 今回は曖昧ではありますがスマブラの大事な場面である復帰阻止について話したいと思います。一言に復帰阻止といっても自キャラや相手キャラ、ステージなどの様々な要素のためにその方法も複雑で難しいと思う人も多いかと思われます。

 今回特に、ガケの2フレームだったりガケ奪いについても話すので聞いたことあるけどよくわかんないって人に役に立つと幸いです。

自キャラの復帰阻止と相手キャラの復帰を知る

 まずここからです。武器判定を相手の復帰技にかぶせたり、持続の長い技を相手の復帰ルートに置いたりが復帰阻止の基本ですが、相手の復帰によっては不可能であることもしばしばあります。相手の復帰技の攻撃判定が強かったり、復帰ルートにかなりの融通が利いたりなどがその原因として考えられますが、そういうことを考慮したうえで、どのような復帰阻止をすべきかを判断する必要があります。そのためにはキャラの知識がどうしても必要になるわけです。
 80近くものキャラの技を覚えるのはかなり面倒ではあるため、まず大体のキャラに共通することとして相手の空中ジャンプの有無をみることがおすすめです。空中ジャンプがない状態ではでは、復帰ルートも単調なものになったり、ガケつかまりのタイミングもずらせなかったりと、とても読みやすい復帰になりがちです。ほとんどのキャラは空中ジャンプに特有のエフェクトが存在するので外に飛ばしたときに確認する癖をつけるといいと思います

ガケの2フレーム

 ガケの2フレームとは簡単に言うとガケにつかまるときに生じる2fの無防備な状態を指します。ガケの2fを狩るというのはこの2fに技を当てることなのですが、何でもかんでも当たるわけではありません。この2fはキャラ、さらには復帰のルートによって違っていて、ガケ上に頭がでるくらいのキャラ(ドンキーなど)もいれば、ほとんど頭がでないため狩れない(ガノンドロフなど)、またはそもそも2fが存在しない復帰(真横からのテレポート復帰など)もあります。
 そしてその2fに当たる技を自キャラが持っていて初めて2fが狩れます。外してしまった後の展開を考えると後隙の少ない技が好ましいです。(パルテナの下強など)さらに大事な仕様なのですが、ガケの2fを狩られたキャラは空中ジャンプが復活しません。つまりガケの2fを狩られてしまった相手は相当苦しい展開に陥ってしまいます。そもそも復帰できないところまで飛ばされたり、ジャンプがないので単調な復帰しかできないのでその復帰を狩られたりするのです。2fの仕様はキャラによって違うのでどうしても知識は必要になってしまいますが、撃墜を狙える分それに見合う価値はあると思います。

ガケ奪い

 相手がガケにつかまっている状態で、そのガケに自分もつかまることで相手をそのガケから追い出すことができます。この仕様を通称ガケ奪いといいますが、これを利用して相手を復帰阻止することができます。
 ガケを奪われた相手はガケから追い出されるのですが、この間相手は無防備なのでここに技を当てることができます。ガケ奪い空後とかが有名ですね。ちなみにガケ奪い成立時の有利フレームは奪う側のガケをつかまるタイミングによります。相手がガケにつかまった直後に奪うのがベストです。
 しかしガケを奪えば技が確定するわけではありません。まず相手が最速でガケをあがればガケ奪いは成立しません。ただ一回ガケ奪いを見せておくことは相手に最速ガケあがりを誘うことができるので大事かと思います。つぎにガケを奪われた側もある程度の横移動が可能であるということです。この横移動の量もキャラによって異なるのですが、奪われた側が内側にスティックを入れ込んでおけば、空後が当たらなかったりします。それを読んで空上などを当てるのも大事です。

最後に

 解説したとおり、知識が大事になってくる要素になってくるかもしれませんが、ダメージを与えることではなく撃墜が目的であるというこのゲームの仕様上、復帰阻止は成功させたいし、このゲームの醍醐味だと思います。調べるのが面倒でも色々試してみるのと面白いかもしれません。